連動トークンの生成
このドキュメントでは、連携のために必要なトークンを生成する方法について説明します。
トークン情報
Eliceとの連携には、以下の必須情報が必要です。
ユーザー識別子 (
uid
) : 特定のユーザーを一意に識別するために必要な値です。貴社のLMSでログインに使用するユニークな文字列(ユーザーID、ユーザー名、メールアドレスなど)を使用することができます。
Eliceでの受講申し込みを行うために、uid** に受講期の情報を一緒に入れることもできます。** Eliceでは、
uid
の値が変わらない限り、既存の受講申し込みを修正する形で動作します。そのため、新しい受講期で受講申し込みを行うためには、uid
の値を変更する必要があります。例えば、貴社のLMSでユーザーのユーザー名がtest1
の場合、test1_20200801
やtest1_20200901
などの異なるuid
を設定して、Eliceで独立した連携アカウントとして扱うことができます。
ユーザー名 (
fullname
) : Eliceで特定のユーザーの名前を表示するために必要な値です。メールアドレス (
email
) : Eliceで使用するさまざまなメール連携ベースのサービスを利用するために必要な値です。メールアドレスが存在しない場合、不本意ながら空の文字列を使用することができますが、一部のサービスの利用に制限がある可能性があります。
トークン生成時刻 (
ts
) : トークンを生成した時刻です。現在の時刻のミリ秒単位のエポックを使用します。トークンが漏洩した場合、生成時刻と使用時刻の間に300秒以上の差があると、連携が拒否されます。
また、以下の情報をオプションで提供することもできます。
科目ID (
courseId
) : Eliceで自動的に入学させる科目のIDです。このIDは、elice側の科目IDを基準にします。別途カスタマイズを行うことで、貴社のLMSで使用する科目IDを使用することもできますが、その場合は別途の連携開発プロセスが必要であり、新しい科目を開設または接続するたびに、事前に合意した手順に従って、貴社のLMSとElice側の科目IDをマッピングする連携作業を行う必要があります。
ユーザー権限 (
userRole
) : ユーザーに権限を付与するために必要な値です。学生: 0 / 教育者: 10 / 管理者: 20
入力しない場合は、学生権限が付与されます。
教育者および管理者権限は、連携タイプが「ホーム連携」の場合に有効です。
トークン生成方法
トークンは、下記のいずれかの暗号化およびシリアライズ方法を使用して、JSONシリアライズされたトークン情報を生成することができます。連携開発の利便性を考慮して、ウェブ標準のJWT方式が推奨されますが、追加のセキュリティ(機密性)を必要とする場合は、AES-CBC方式を使用することもできます。
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